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【映画】デイ・アフター・トゥモロー

デイ・アフター・トゥモロー
ローランド・エメリッヒ監督/124分/2004年度作品/21世紀フォックス映画/原題「The Day After Tomorrow」

結局、「父は強し」かよ

 寒かった。「八甲田山」と「南極物語」を併せたくらい寒い。自由の女神が埋もれるほどの雪原を、極地装備の男たちが歩いていくのである。途中は凍死体ごろごろである。しかも、タロとジロ(じゃないって)は生きているのである。納涼でなくて何であろうや。

 妻(セラ・ウォード)や息子のサム(ジェイク・ギレンホール)と別居中の古気象研究者ジャック(デニス・クエイド)は、ニューデリーの地球温暖化会議で急激な温暖化を指摘、このままでは海水に大量の真水が流れ込み、海流を止めて氷河期を招くと警告。しかし、ベッカー米副大統領(ケネス・ウェルシュ)は経済面から彼を非難、会議は物別れに終わる。だがロサンゼルスでは前代未聞の巨大竜巻が大量に発生、合体しながら街をなぎたおし、壊滅させる。イギリスでは空軍のヘリが飛行中に燃料凍結を起こし墜落。大雨による洪水で孤立したニューヨークをさらに高波が襲う。

 ようやく大統領が避難の決断を下す。しかし北部はすでに氷河期圏に入った。屋内でひたすら暖をとり続けるより術がない。南部住民の避難が始まる中、ジャックは図書館に避難しているサムを助けにニューヨークへと向かった……。

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【映画】ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2

ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2
スティーブン・スピルバーグ監督/1997年度作品

 サンシャイン通りに映画館の看板が並んでいる。「生きろ」「何かが生き残った……」「みんな死んでしまえばよかったのに」。三つ並んでると流石に笑えるぞ。で、今回は「生きろ」の影に隠れてしまった生き残っちゃったもののハナシ。

 前作「ジュラシック・パーク」から4年。あの時は早々に重傷を負ってイイトコの少なかった数学博士イアン(ジェフ・ゴールドプラム)は、突然にパークを所有するインジェン社のハモンド氏(リチャード・アッテンボロー)に呼び出される。パークにいた恐竜を繁殖させていた無人島で、バカンス中の少女が恐竜に襲われる事件が起きたのだ。ハモンドはイアンと、古生物学者でイアンの恋人のサラ(ジュリアン・ムーア)、ビデオ・ジャーナリストのニック(ヴィンス・ヴォーン)、装備専門家エディ(リチャード・シフ)の4人でチームを組んで調査に入ってほしいという。「隔離して人を近づけるな」というイアンだったが、サラが既に島に入っていると聞き、「これは調査じゃなくて救出だ」とか言いつつ、他のメンバーと島に入る。おまけの密航者、イアンの娘ケリー(ヴァネッサ・リー・チェスター)まで連れて。

 島でサラと合流したメンバーが恐竜の姿に感動している間もなく、ハンターたちがやってきた。インジェン社の会長ルドロー(アーリス・ハワード)らが、傾き掛けた会社の建て直しにパークを再建しようと、恐竜たちを狩っているのだ。その夜、サラと実は環境活動家としてハモンドに送り込まれたニックとは、ルドローらの捉えた恐竜の檻の鍵をはずした。恐竜に襲われたルドローらのキャンプもイアンらのトレーラーも壊滅し、やむなく一行は通信施設のある本部地区を目指して行動を共にする。道中、何人もの犠牲を出しながら、イアンたちは通信センターに到着。レスキューに救出される。

 そしてサンディエゴ。新たなジュラシック・パークの開設を発表するルドロー。特殊輸送船に乗ったティラノサウルスが到着する。しかし、船の中は乗員の「破片」が残るばかり。街へ出たティラノの目的は空輸されてきた子供のティラノだ。イアンとサラは、ティラノを島へ返すことができるのか?

 前作同様、今回もヤッパリ「お化け屋敷」映画であった。あぁ出るぞ出るぞ出るぞ出るぞぉぉぉ、出たぁ〜!! というアレだ。伏線もしっかりしているから、誰がどこで何をしてどのように殺されるのかが、見ているソバからわかってしまうのだ。ああああ、やっぱりぃぃと思っても、怖いことは怖いし、(わたしだけか?)入場料分くらいは楽しめるんだからスピルバーグはお上手なんだろうなぁ。

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【映画】デビルマン

デビルマン
那須博之監督/2004年度作品/東映

 「こんなものなんて報道すればいいのよーっ!」「そこはほれ、マイア○メさん、適当に」(ゆうきまさみ「イデオンマイナーノート」『ぱろでぃわぁるど』みのり書房所収)。映画が終わって最初に思い出したのがこれ。試写会で暴れる記者となだめるスタッフの図。

 不動明(伊崎央登)はいじめられがちな、どちらかというとひ弱な高校生。親友飛鳥了(伊崎右典)は何をやらせても一流だが、ちょっと不気味でキレ安いイケメン。ある日、了の父たちの研究グループが誤って、眠っていた異種生命体「デーモン」を覚醒させてしまう。人間に合体して勢力を増やしていくデーモンたちは了と明にもとりつくが、精神を乗っ取られることなく逆にデーモンを取り込み「デビルマン」となった明は、デーモンから人間を守る決意をする。

 しかし、恐怖と猜疑心から人間たちは魔女狩りそのものの「悪魔狩り」を開始。それはやがて世界戦争に発展する。人間をすべて滅ぼそうとする了、悪魔狩りの標的となる明の恋人・牧村美樹(酒井彩名)の一家、デーモンとなった両親から逃れたススム少年を連れて逃避行を続けるミーコ(渋谷飛鳥)……。

 トラウママンガのバイブル、永井豪「デビルマン」の実写映画化である。原作ファンは怒り、読んでない人は話に取り残される、という出来。原作の「地球丸ごと巻き込んだ三角関係」というところはかろうじて出ていたけれど、主役の伊崎兄弟のセリフ回しが下手なのに脚本が拍車をかけていて笑うしかない。まあアイドル起用映画ではありがちではあるが……。

 人間同士の争いが平板になったのは「残酷描写」を避けるためなのだろうか。だがそのために「人間こそが悪魔だ」という、人間の醜さ、愚かさを徹底して暴いた原作の絶望感はついに出なかった。だから「人間は守る価値があるのか」という了の問いかけも宙に浮いてしまった。せめて「予防的治安」が優先される社会ってこんなんでっせ、って怖さが感じられれば、今映画化する意味もあったんだが。自警団ってコワイんでっせ、断ったらリンチでっせ! デーモン=テロリストと置き換えれば、まさしく、その世界への道を進んでいるのだから。

 「人間がほかの生物を食うように、俺も人間を食っただけだ」というジンメンとの対決は、作りようによっては「デビルマン」自身のテーマに迫れるエピソードなのにさらっと過ぎてしまったし。鳴り物入りだったシレーヌ(富永愛)との対決は「え、それだけ?」で終わってしまったし。了は最初っから正体ばらしちゃっていいんですかあ、とか、すべてサタンの計画通りのはずじゃなかったんですかあ、とかツッコミどころは満載(ギャグ映画じゃないってば)。有名人細切れ出演もどうかと思うが、KONISHIKI素のままでデーモン、はあまりにも哀れ。

 いくつか面白いカットもあるし、ミーコとススムの使い方はなるほどと思うんだが、サタンのパワーアップ後の造形もいいんだが、ラストの海辺のシーンもキレイなんだが、最後の最後、了と明の会話で全部台無し。結局何のための映画化だったんだろう。

(「インパクション」144号 04.12)

公式サイト
追記は「続きを読む」に(結構長文 ^^;)。

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【映画】ドレスデン、運命の日

ドレスデン、運命の日

ローランド・ズゾ・リヒター監督/2006年度作品/ドイツ映画/原題「Dresden」

 ドイツ東国境の街、ドレスデン。その病院で看護師として働くアンナ(フェリシタス・ヴォール)と外科医のアレクサンダー(ベンヤミン・サドラー)は、院長であるアンナの父も認めた恋人同士。一方、ドイツ爆撃に参加した英空軍のロバート(ジョン・ライト)はドイツ空軍に撃墜されパラシュートで脱出、腹を拳銃で撃たれながらも山に逃れる。なんとかドレスデンまでたどり着いたロバートは、混雑に紛れてアンナの病院の地下室に隠れることに成功するが、アンナに見つかって手当てを受ける。

 アレクサンダーはアンナの父から、不正に貯めた医薬品を取引材料に国外脱出すると打ち明けられ、反発するものの従わざるを得ない。アレクサンダーのいらついた態度に、アンナはロバートに接近していく。ロバートから父の不正を知らされたアンナは、ロバートと逃げることを決意するが失敗。国外脱出のために家族と駅で電車を待っているその時、イギリス軍によるドレスデン空襲が始まる……。

 戦後六〇年以上を経て初めて制作されたドイツ空襲の映画。確かにこの映画が制作されたのは「機が熟した」からなのだろうと、見終わってから感じられた。

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【映画】戦国自衛隊1549

戦国自衛隊1549
手塚昌明監督/2005年/角川・東宝

自衛隊VSテロリスト、天母城の決戦

 どうしても前作(「戦国自衛隊」1979年制作)のイメージが尾を引いてしまうけれど、「似て非なる」映画。

 かつての陸自特殊攻撃部隊・Fユニットのナンバー2、今は除隊して居酒屋店長の鹿島(江口洋介)の元へ、森三佐(生瀬勝久)、神崎二尉(鈴木京香)が現れ、二年前、訓練中の事故で殉職したかつての上官・的場一佐(鹿賀丈史)が生きているという。しかも戦国時代で。近々、もう一度タイムスリップする条件が整うので、的場の救出オペレーション・ロメオ隊に、オブザーバーとして参加を要請に来たのだ。一度は断る鹿島だが、的場たちと入れ替わりに戦国時代から来たという武士・七兵衛(北村一輝)と出会い、ロメオ隊に加わる。

 タイムスリップしたロメオ隊を待っていたのは、織田信長を名乗る的場の攻撃だった。的場は斎藤道三(伊武雅刀)と手を組み、製油工場を備えた天母城を建設、MHD電池を使って富士山を噴火させ、関東一帯を壊滅させた後、「強い日本」を作ろうとしていた。藤介少年(中尾明慶)や七兵衛の助けで天母城から脱出したロメオ隊だが、森をはじめ部隊の半分以上を失い、負傷した神崎は捕虜になった。残存部隊の三國陸曹長(嶋大輔)は任務遂行を決断するが、勝ち目はあるのか…。


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【映画】花はどこへいった

花はどこへいった〜ベトナム戦争のことを知っていますか
坂田雅子監督/シグロ/2007年/71分/英題 Agent Orange--a personal requiem

 『タイム』誌を中心に活躍したフォトジャーナリスト、グレッグ・デイビス。2003年、彼は肝臓ガンで突然この世を去る。なぜ彼が死ななくてはならなかったのか、妻の坂田雅子は、彼の友人から、彼がベトナム戦争に従軍していた時に浴びた枯葉剤が原因ではないのかという示唆を受け、ベトナムへ向かう……。

 冒頭のバエズの歌う「雨を汚したのは誰?」とそこに流れる風景があまりにも美しいこのドキュメンタリー映画の軸はおおまかに三本。グレッグというフォトジャーナリストの人生。枯葉剤作戦と被害の現状。そして「障害者福祉」。

 まずもって驚かされるのは、少なくとも2000年までは枯葉剤による障害を持った子どもが産まれ続けていたという現実だ。個人の浴びたものだけではない。土壌と水の汚染が、今でもベトナム社会を脅かしている。ヒロシマやナガサキでそこまでの話は聞かない。チェルノブイリはどうか。セミパラチンスクは? 劣化ウラン弾の使われたイラクや旧ユーゴでは? 

 被害者に対する米国の態度は呆れるほど変わっちゃいない。ベトナムの被害者からの賠償請求に対し、米司法当局は「米国の兵士を守るために使われたのであり、そこに住む人々に害を加えることを目的としたものではないので、戦争犯罪ではない」との判決を出している。原爆だって「米国の兵士を守るため」だからなぁ。核実験、枯葉剤、そして劣化ウラン弾。米兵ですら自国のための実験材料であり、使い捨ての存在にすぎない。「軍隊は市民を守らない」というのはもはやありふれたキャッチコピーだが、軍隊は自国の兵士すら守らない。実に首尾一貫している。感心してる場合じゃないのだが。そしてまたしても「モンサント」である。ダイオキシンを含んだ枯葉剤「オレンジ・エージェント」の製造元のひとつだ。何度この名前を聞けば気が済むんだか。

 「兵士を殺さないことで障害者をたくさん作り、(福祉に予算を使わせることを含めて)敵国の国力を弱める」という「効果」を期待されている兵器は存在する。その発想自体がオソロシイが、枯葉剤の場合も結果的に同じ「効果」を生んでいる。ホーチミン市の大きな産婦人科病院の院長である女医は、(妊婦の)超音波検診による胎児の異常の早期発見を進めていると語る。もちろんそれは中絶のためだ。「戦争はまだまだ続いている。だから戦争はいけない」。従軍中に枯葉剤を浴びた元米兵が語る。そこへいたるまでの「犠牲」の大きさに、呆然と立ち尽くす。

 この映画は公開を前提にせずに作られたそうである。監督も映画を撮るのはまったく初めて。非常によく整理されてわかりやすい作りになっているし、監督の人々へのぬくもりのあるまなざしはよく伝わってくる。反面、監督のナレーションは早口すぎて煩わしい場面もあり、全体に語りすぎであるとの印象はぬぐえない。


初出『インパクション』164号 2008.7

公式サイト  関連日記 追記は「続きを読む」に

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【バレエ】ザ・カブキキャスト表(08.12.13/14)

モーリス・ベジャール追悼特別公演シリーズ4
東京バレエ団
「ザ・カブキ」
2008年12月13日/14日 15:00開演 東京文化会館
モーリス・ベジャール振付

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【バレエ団】「ドン・キホーテ」キャスト表(2008.12.3)

ボリショイ・バレエ団

2008年12月3日(水) 18:30開演

ドン・キホーテ


音楽 : ルートヴィヒ・ミンクス
振付 : マリウス・プティパ,アレクサンドル・ゴールスキー 振付改訂 : アレクセイ・ファジェーチェフ
美術 : セルゲイ・バルヒン 衣裳復元 : タチヤーナ・アルタモノワ,エレーナ・メルクーロワ

指揮 : パーヴェル・クリニチェフ 管弦楽 : ボリショイ劇場管弦楽団

キトリ/ドゥルシネア : マリーヤ・アレクサンドロワ
バジル (床屋) : ドミートリー・ベロゴロフツェフ
ドン・キホーテ (さすらいの騎士) : アレクセイ・ロパレーヴィチ
サンチョ・パンサ (ドン・キホーテの剣持ち) : アレクサンドル・ペトゥホーフ
ガマーシュ (金持ちの貴族) : デニス・サーヴィン

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【舞台】劇団四季「エビータ」

2006.9.5 劇団四季 「エビータ」 四季劇場・秋  

作詞*ティム・ライス/作曲*アンドリュー・ロイド=ウェバー/製作・演出*浅利慶太
エビータ*井上智恵/チェ*芝 清道/ペロン*下村尊則/マガルディ*飯野おさみ/ミストレス*西田ゆりあ

 かれこれ9年も前になるのだが、マドンナ主演の映画「エビータ」を観た。それがたいそう面白かったので、元の舞台というのはどういうものなのか、一度観たかったのだ。私はミュージカル映画をがんがん観ながら育ったので(もちろんテレビで)、舞台が映画化されたものもずいぶん観た。そのたびに「こういう場面転換は舞台だとどうなるんだろう?」というのは興味の的だった。ミュージカルを観に行くのはローリー寺西の「ロッキー・ホラー・ショー」以来、何年ぶりなんだ? というわけで、いそいそと会社帰りに浜松町へ。
 いろいろな意味でとても面白かった。映画と比較してもあれこれと面白かったし、舞台単独で観てももちろん面白い。映画を観たのはずいぶん前だが、サントラはしょっちゅう聴いていて頭の中に入っているし、ストーリーもばっちり。席は2階中ほど。死角は少なかったけれど、もう少し低い位置で観た方がダンスが楽しめそうだ。

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【舞台】ミューズ(女神)が贈る魅惑のロシアプログラム

06.6.30  東京交響楽団 ft.西本智実  ミューズ(女神)が贈る魅惑のロシアプログラム  東京芸術劇場大ホール 

【第一部】ハチャトリアン バレエ曲「ガイーヌ」から 剣の舞/バラの乙女たちの踊り/ゴパーク/アダージョ/レズギンカ
 ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 ピアノ*岡本麻子
【第二部】ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
【アンコール】チャイコフスキー 「くるみ割り人形」花のワルツ

 いやー、心の洗濯でした♪ 素晴らしかったです。キーワードは「希望」。
 ヅカ系指揮者の名に恥じぬ(おいおい)美しさとかっちょよさでした。センターの席を取ってしまったので、ほとんど背中しか見えなかったのは返す返すも残念で、今度機会があったら、バルコニーを取りたいところです。しかもラフマニノフの時は、ピアノのフタの向こうに見え隠れするだけだったしなー。
 美しくかっちょよいだけではなくて、音やオケに対する「愛」を感じました。なんというかな。「柔らかさ」と言ってしまうと物足りない感じで、オケ全体を包み込んでいくような、それでいてぶつけるところはぶつけていく、その辺をあくまで品よく振っていくのはフェドートフ譲りなのかな、と思ってみたり(私の中の位置づけでは、フェドートフのお弟子さんで、アニハーノフのとこの首席客演の人、なのだ)。

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【舞台】狂言仮名手本忠臣蔵

2007.2.25 二月歌舞伎通し狂言仮名手本忠臣蔵 昼の部 歌舞伎座

高師直*富十郎/桃井若狭之助*吉右衛門/足利直義*信二郎/鷺坂伴内*錦吾/顔世御前*魁春/塩冶判官*菊五郎
石堂右馬之丞*梅玉/大星力弥*梅枝/大鷲文吾*秀調/小汐田又之丞*高麗蔵/竹森喜多八*松江/木村岡右衛門*男女蔵/倉橋伝助*猿弥/佐藤与茂七*宗之助/勝田新左衛門*桂三/小野寺十内*門之助/斧九大夫*芦燕/原郷右衛門*東蔵/薬師寺次郎左衛門*左団次/大星由良之助*幸四郎
早野勘平*梅玉/鷺坂伴内*翫雀/腰元お軽*時蔵


 東京バレエ団の「ザ・カブキ」の話を書いていたら、歌舞伎座常駐の友人からオルグを受けたので、行ってきました。歌舞伎座デビューです(笑)。初めは「夜の部で討ち入りを見よう」と言っていたのに土日の切符が取れず(←歌舞伎だとチケットじゃなくて切符、だなあ)、「昼の部で師直を見よう」ということに(笑)。席は三階、通路前のいちばん後ろ、下手寄り。思いの外よく見えたけど、花道はほとんど見えず。今度はぜひ、花道の見える三階で見たいなー。

 大序。まずは人形口上。幕前に人形(と人形遣い)が一人、その日の配役を紹介する。延々と紹介する。幕ごとに役者が変わったりするのでものすごく長い。名前を呼ばれた時の拍手で人気の度合いがわかるような気もするが、私は途中で挫折した。その間も人がひっきりなしに出たり入ったりする。客電が落ちないのもびっくり。人形が「なんかものでも食いながら見てくれ」という趣旨の発言をするので「あー、おせんにキャラメル文化だなー」などと思ったり。イヤホンガイドの解説が妙におもしろくて、ところどころ笑ってしまう。イヤホンをしていない人が見たら、すごく変だと思う。

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