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【映画】オーケストラ!

オーケストラ!

監督 ラデュ・ミヘイレアニュ/2009/フランス/原題 Le Concert

 ボリショイ劇場の元指揮者、今は清掃員アンドレイ(アレクセイ・グシュコブ)が目にした一枚のファックス。それはパリのシャトレ座からのオファーだった。アンドレイはオソロシイ計画を思いつく。かつてのオケ仲間たちを集めて、「ボリショイ響」としてシャトレ座に乗り込むのだ!

 かつての首席チェリスト、今は救急車の運転手のグロスマン(ドミトリー・ナザロフ)はアンドレイのために一肌脱ぎ、一緒に仲間たちの説得に回る。まずは有能なマネージャー、かつてのボリショイの支配人ガヴリーロフ(ヴァレリー・バリノフ)。って、彼はブレジネフのユダヤ人芸術家排斥に逆らったアンドレイを「人民の敵」として指揮者生命を奪い、奏者たちを解雇した張本人のKGBだぞ!

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【映画】シャネル&ストラヴィンスキー

シャネル&ストラヴィンスキー

監督/ヤン・クーネン 2009年作品

 一九一三年。伝説となった、バレエ・リュスの「春の祭典」初演。ブーイングとブラボーとが交錯するその客席に、ココ・シャネル(アナ・ムグラリス)はいた。そして数年後、ロシアから亡命し、困窮したストラヴィンスキー(マッツ・ミケルセン)を紹介されたココは、パリ郊外にある自分の別荘に彼の一家を住まわせ、奇妙な共同生活を送る。繰り返される二人の情事。「シャネルの五番」の完成。ストラヴィンスキーへの失望。そしてココはバレエ・リュスの主催、ディアギレフ(グリゴリイ・マヌコフ)に「春の祭典」再演への匿名での出資を申し出る……。

 どうしようもなく、独りでしか生きられなくなってしまう人というのが、世の中にはいるものだと思うが、この映画におけるココはまさに「そういう人」だ。特に独りで生きたいとか、独りで生きるぞ! と決意するわけでもないのだが、自分の思うように生きようとするとそうなってしまう。そういう女性にとっては、男というのは「同志」か「くまのぬいぐるみ」かになりがちだが、「同志」かに見えたストラヴィンスキーは「くまのぬいぐるみ」としても特段上質ではなかったようだ。上質ではなかったから愛してないかというとそういうわけでもないのだが、これは、そんなココの失地回復物語……でもある。

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