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【バレエ】ルグリの新しき世界 Aプロ

2013.4.18 マニュエル・ルグリの新しき世界3 Aプロ  ゆうぽうとホール

 もうだいぶ忘れてしまったので、キャスト表プラスアルファくらいのところで。座席は下手前方のはしっこ(A席エリア)でした。


「カルメン」 より
振付:ダヴィデ・ボンバナ 音楽:ジョルジュ・ビゼーほか 
ニーナ・ポラコワ、キリル・クルラーエフ

 ビゼーの部分はシチェドリン編曲版で、カード占いの曲だったかな? シチェドリンとプリセツカヤのおかげで、バレエでもスケートでも、カルメンの音楽を使うのは楽になったよなー、などと思ったり。しかしそのシチェドリンの部分と、「ほか」の現代音楽(多分)の部分がミスマッチ。振付の方もそれほど面白くはないというか、もう「両手拳でランニング」は禁止しろよ、とか。クルラーエフはわりと好きだし、ホセも合ってないとは思わないんだけどなあ。場面は最後のところだけど、「より」ってことは、もっと長い作品なのかな?


「ウィンド・アンド・クラウド」
振付:パトリック・ド・バナ  音楽:カイハン・カルホール、アリ・バーラミ・ファード
パトリック・ド・バナ

 バナキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってヤツですね。長スカートキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!の、中近東風音楽キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!の。でもまあ、バナさんはこれが似合うと思うんですよね。いちばんバナさんらしいというか。

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
マリア・ヤコヴレワ、デニス・チェリェヴィチコ

 チェリェヴィチコの一所懸命さがほほえましいというか。若い人が精一杯力を尽くしてるすがすがしさというか。さわやかだわー。ヤコヴレワは、何かがちがう。踊れてないとかじゃなくて、何かこう。水香ちゃんが時々「おい、こりゃ」ってなるのと、ちょっと近いかもしれない。


「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
小出領子、後藤晴雄、東京バレエ団

 小出さんと後藤さんが出るというので、リアブコたちは四楽章だけなのかと思ったのだけど、実際は二楽章と三楽章を小出さんと後藤さん、ほかはリアブコとアッツォーニが踊るという変則構成。二楽章と三楽章は群舞との絡みが多いというか、群舞の一部になるわけだから、リハの関係では妥当な判断なのかも。男性ソリストは正月と同じく、宮本くんと梅さん。一楽章のはじめ、リアブコに向かって笑いかける梅さんが、なんとも無邪気でいい顔だったなー。宮本くんも、正月よりもいい感じに力が抜けてた。小笠原くんが抜けたところに杉山くんがイン。二楽章の腕を伸ばし掌を立てて相手がぶつかってくるのを待つときに、ちょっといい笑顔になっていて、そこはそうなのか? と思いながらもまあ杉山くんらしいような。
 リアブコとアッツォーニは屈託のない踊り。一点の曇りもない青春だなー(笑)。そのかわり葛藤もない。正しい青春。


「こうもり」 より
振付:ローラン・プティ 音楽:ヨハン・シュトラウス2世
マリア・ヤコヴレワ、マニュエル・ルグリ、矢島まい

 ウルリックがベラを変身させる場面。ヤコヴレワはこちらの方がよかったな。ルグリの芸達者ぶりも遺憾なく発揮されるし、いい場面を抜いてきたなー、と感心。そしてメイド役のまいちゃんが楽しかったよ! 出番も意外と多くて、満足ー♪


「トリアーナ」
振付:ヘレナ・マーティン 音楽:イサーク・アルベニス ピアノ:髙橋望
ヘレナ・マーティン

 スペイン舞踊のソロ。冒頭の無音場面で黒の衣装を脱いで白になるんだったかな。意図はわからなくはないけど、ありきたりだし、ちょっといらっとしたりして。本格的に踊りになってからはいいんだけど。ピアニストとの絡みなんかがあると、もっと面白かったような気はするけど、そこまでは難しいかなあ。


「バッハ組曲第3番」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ

 いやもう、ほとんど記憶がない(笑)。レオタード系の衣装だったとしか。


「赤い涙」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:カイハン・カルホール、アリ・バーラミ・ファード
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ、パトリック・ド・バナ

 まあこれも「いつもの」というか。先んじてやった「アポロ」に近いイメージのものだけど、秋山さんがすごくよかったなあ。遠目で見るとボーイッシュなので、トロワでもフェミニンなダンサーが踊るのとはちがうイメージになる。身体の筋肉の、どこに力を入れてどこを拭くのか、自由自在にできるんじゃないかと思うくらいで、派手な技はないけど、すごい身体能力のように思える。
 バナさんは、やっぱり上手いんだな(ダンサーとして)。サポートがすごくやさしいんですよね。作品の意味はよくわからないというか、もうプログラムのポエムは禁止しろよ、と。


「ハムレット」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:マイケル・ティペット
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ

 プログラムを読んでもコンセプトが今ひとつわからなかったんだけど、衣装と小道具からすると、現代(もしくは近代)に翻案してあるような。オフィーリア(多分)が一人遊びしているところへ、どこかへ旅立とうとしてトランクを持っているハムレット(多分)がやってきて、オフィーリアはハムレットを引き留めようとするけれど、結局は旅立ってしまう、というような場面。教養がないから、原作のどの辺りかはわからないけど、オフィーリアはもう狂ってしまっている。
 アッツォーニの、初めの人形遊びから、その人形を放り投げる辺りが、可憐な中にもなかなか鬼気迫っていて。方向違いかもしれないけど、ちょっと森下洋子さんを思いましたよ。あの可憐さと同種の可憐さだなあ、と。リアブコはここでも屈託がない。オフィーリアのことは思いやっているけども。この明るさは本人の個性なんだろうな。


「ルートヴィヒ2世‐白鳥の王」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:リヒャルト・ワーグナー
マリア・ヤコヴレワ、ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ

 前回見た時よりもよかった。ポラコワが「湖の貴婦人」(だったかな?)なんだけど、すごく不気味で、けどなにか引きつけるものがあるのも見えて、カルメンよりもずっとよかったし、以前みた「湖の貴婦人」よりもずっとよかった。ていうか、以前はいつ見たんだろう……。


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