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【バレエ】グラン・ガラその3

 さて、ボリショイからはアラシュ&ヴォロチコフのペア。演目はライモンダ&スパルタクスときては、前回の来日で見られなかったぢぶんとしては嬉しい限り(←両方、アレクサンドロワで見てました。

 ライモンダの方は、通常のGPDDではなく、かなり変わった音楽と振付になっていて、いやボリショイは普通のバージョンのはずだが? と頭に「?」をいっぱい飛ばしながら見てましたが、あとで友人に聞いたところでは、全幕の中からあちこち寄せて構成してあったそうです。これはこれでサービスというか、気遣いというか、そういうものなんだろうな。あるいはガラ用にそういうものを作ってあるとか。しかしまあ、二人とも、これがクラシックの「王子と姫」ってもんですよ! という。格式ある王道。

 スパルタクスは、クラッススとエギナのPDD。1幕の、宴会の場面の抜き(焦らされたクラッススが「ぼく、もうガマンできない!」ってなるヤツ)だけど、クラッススの方はこんなに片足スライドばっかりだったっけかな? と思ったり。こちらも多少アレンジがあるのかも(全幕を1回しか見てないのでわからない)。あるいは回りのガヤがいないので感じが違って見えるのかも。アラシュは、アレクサンドロワとはまた違ったエギナ。アレクサンドロワの方が、「ぱあっ」という陽性な感じがするかもなあ。アラシュが陰があるとかいうことではないけれど。アラシュの方が大人っぽい? というか。なんだろう。でもいかにも「ボリショイ!」な、しかも味の違うものをやってくれたのは嬉しいな〜♪ 満喫、満喫。


 エフセーエワとコルプはマリインスキー組というべきなんだけど、むしろ「光藍社組」っぽい(笑)。そういえばぢぶん、コルプをマリインスキーで見たことないような……。
 1本めの「タリスマン」は、ガラ用技巧系演目のイメージ(「ディアナとアクティオン」的な)が強いのは、ロブーヒンのせいだろうか。エフセーエワが黄緑にオレンジが入ったか何か、えらい色合いの衣装で、「それかよ!」と思ったら、今度はコルプが紫のひらひらつきで出てきて「それかよ!」という。正統派ボリショイの後に、マリインカがイロモノ二人みたくなってるぞ、おい。エフセーエワが人外感満々だし(←確か人外の役ではあったような)。面白かったからいいけどー。案外こっちの系統で気が合うのか? とか思ってしもうたよ。コルプの、タリスマン独特のジャンプの時のポーズがきれいだったなあ。

 2本目の「グラン・パ・クラシック」は、これもガラ用技巧系演目だけど、こちらは正統に(ほっ)。エフセーエワは、よくシェスタコワが着ていたようなウルトラマリン系のチュチュで、コルプも王子汎用みたいな普通の衣装で。
 エフセーエワの「やんちゃ姫」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! きたよ! ツンデレのやんちゃ姫だ! しかも「ツンツンツンツンデレ」くらい。ようやくサニーらしいサニーを見たような気がしたなあ。うんうん。「タリスマン」もマリインカの来日公演の時に比べれば以前のサニーのようではあったけど、なんかようやくサニーが帰ってきたような気がして、感無量。フェッテは日バ協の時からちょっとよくなくて、黒鳥の時も、何か腕の装飾を入れようとしてやめていたし、ピルエットでトゥに乗るときにちょっと慎重そうな気がしたので、どこか不調なのかもと思っていたけど、ヴァリエーションを見る限りでは大丈夫そうだった。フェッテはマールイにいた頃の方が上手かったような気がするなあ。なんだろう。
 コルプは、後半はちょっとガス欠してたようですが、サポートもソロもノーブルに決めて(←本来的にはノーブルの人だよねえ)、満足、満足。

 フィナーレは「花が咲く」に乗せて、それぞれがそれぞれの演目のさわりを入れながらのレヴェランス。
 最初は田北さんが白鳥の衣装のまま、ヤンは王子汎用衣装(ジゼルだったかエスメラルダだったか)。ヤンの方に「誓い」のマイムが入ったりしたので、白鳥の2幕のようでした。……で、「あー、3人目の悪い男に引っかかっちゃったよ」( ̄▽ ̄)とついつい余計なことを。まあジークフリートは「悪い男」じゃなくて「馬鹿な男」のような気はするけどな(←そして育ちがよくて人がいい、と)。
 最後に出演者に花束が配られたんだけど、「なにかチンケなような?」と思いきや、それは1本ずつラップされた花の束で、それを出演者が客席に降りて、配って歩くという趣向でした。男性(コルプやザイツェフ)は、かなり後ろの方まで行っていたみたい。
 何度か続いたカテコの最後には、出演者と客席とで手の振り合いとなりましたが、真っ先にコルプとエフセーエワが手を振っていたのを見て「あー、日本慣れしてるなー( ̄▽ ̄)」と。でもマックやザイツェフも楽しそうに降ってくれていたし。そんなことも含めて、とても気持ちよく、暖かい雰囲気で終わったガラ講演でした。

 それこそコルプやエフセーエワ、キエフの面々などは何度も何度も日本で公演してくれているのですが、マルコフスカヤやマックはあまり日本とは縁が深いような気はしなくて(ぢぶんが知らないだけで、何度か来ているのかもしれませんが)、そういう二人がこうしたチャリティーにわざわざ来てくれたというのもなんとなく嬉しかったりしましたよ。

 グラン・ガラへのコメントがありましたらこの辺りへでも。

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