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【バレエ】グラン・ガラその2

 つづきです。

 キエフのハニュコーワとワシントン・バレエのマックのペア。ハニュコーワはどこかで見たかもしれないけど覚えてない。マックは初めて。マックはコロンビア・クラシカルがキャリアの最初になってるということは、コロンビアの出身なのかな。

 1部の「海賊」は、久しぶりに「姫君と奴隷」どんぴしゃーヽ(´▽`)/! 特にガラだと「奴隷なのに王子」とか「奴隷なのに恋人」になっちゃうことも多いんだけど、ハニュコーワのつんとすました感じとマックのハニュコーワを立てる気遣いのサポートぶりが「これが「海賊」ではーっ!」と、のっけから興奮してしまったよ。なんといいますか、多分あんまり(まったく?)組んだことのない相手で気を遣っているというのもあるんでしょうが、常に相手をしっかり見つつ、引くところと自分が出るところのメリハリがきっちり(的確に)ついてる。どこで/何で観客を沸かせるか、とかね。「自分の役割」を心得てる人だなー。なんか久しぶりに「すかっ!」と胸がすくような爽快さでした。あの長い手足で540をやられると、やっぱり違うねぃ。
 ハニュコーワはかわいい系のテクニシャン。32回転はちょっとずつ角度を変えていくヤツだったけど、あれをあんなにきれいに見せるのはシェスタコワ以来かもなあ。
 どこかで何かが長引いたらしく、コーダの最後で音がはやく終わっちゃったけど(直前までそんな感じはしなかったんだけどなあ)、ま、ご愛敬の範囲で。
 
 2部は「ドンキ」。こちらは、ハニュコーワはもう少しうちとけた感じでもいいんではっ? と思ったけど、やっぱりマックのサポートがよかった。それで思ったけれど、「海賊」でも感じたのは、ヨーロッパ王子系のダンサーにはないフランクな心配りなんだなあ、と。「アメリカ大陸」的な、とでもいうか。「海賊」と「ドンキ」だからそれで十二分に楽しいし、むしろ相応しい気も。チラシにあったエスパーダなんかも派手に楽しませてくれそうだし、もう少しいろいろ見てみたいな。
 ハニュコーワは2度目の32回転で、「海賊」と同じ回り方。どんなにきれいにきちんと回っても「またそれ?」と思ってしまうのが、あの「角度変え」の惜しい点だな。難しいねえ。十分上手いし、可愛いからそれでいいんだけどね。
 爽快感では「海賊」の方が勝ってたけど、トリに相応しい楽しさでした。

 マックの方はもう1曲、ソロで「On The  Way」という演目を。作曲者も振付家も書いてないんだけど、女声ヴォーカル入りだったかな。上半身は着ないで、長い白スカートがちょっと中東風というか。もうこの衣装を見るとベジャールのトルコ風旋回を思い出してしまうようなものだけど。
 今回唯一のコンテだと思うけど、あまり面白くはなかったかな。当てぶりなのだとしたら、振付家がマックの何を見せたいかはわかるんだけど、ただその「見せたいところ」がややありきたりというか。というか、その「中東風」なモチーフがすでにありきたりなんだろうなあ……。

 つづく。

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