フォト

最近のトラックバック

Amazon Search

無料ブログはココログ

« 【バレエ】ギエム〈ライフ・イン・プログレス〉キャスト表(2015.12) | トップページ | 【バレエ】シルヴィ・ギエムファイナル キャスト表(2015.12) »

【バレエ】親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート

2015.12.26 サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ 親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート 東京文化会館

 光藍社さんがついに冬休みにも「親子祭り」を! ……って、前からやってたらどうしよう( ̄▽ ̄)。以前、ペトゥホフ(父)さんが率いていたアカデミーことヤコブソン・バレエ、今回はファジェーエフ監督が率いての来日。マールイから移籍したプハチョフとエリマコワを久しぶりに見ました。
 ちなみに、解説のお姉さんは毎夏やってくださるあのお姉さん。会場の無法ぶりも相変わらずですが、子ども向け企画なので、小さなお子さんには寛容に( ̄▽ ̄)。そしてプハチョフは、ちょっと分け目のある「盛り」でございました。

第1部
「レ・シルフィード(ショピニアーナ)」 音楽:F.ショパン 振付:M.フォーキン
ノクターン:アーラ・ボチャロワ、エレーナ・チェルノワ、 オルガ・ミハイロワ、アルチョム・プハチョフ
ワルツ 11 番:エレーナ・チェルノワ
マズルカ:アーラ・ボチャロワ、アルチョム・プハチョフ
プレリュード:オルガ・ミハイロワ
ワルツ 7 番:アーラ・ボチャロワ、アルチョム・プハチョフ

 キャスト変更でプハチョフになったらしいですが、元々マールイにいた頃からレ・シルはプーの得意演目ヽ(´▽`)/! 詩人のトレードマークである「アンオーでルルベ」がすんばらしく美しい! いやもうこれだけで来た甲斐があろうというものです。かつてに比べれば多少「どすん」感はあるものの、美脚は健在、腕使いは以前よりもエレガントなくらいです。これを手放したミハイロフスキーはほんとに……と思わざるを得ないっすよ……orz。でも、プーにとっては「鶏口牛後」、飼い殺されるよりもここで存分に踊れた方がいいんだろうなあ……。手応えはわからないけど。
 ワボチャロワは、ワルツはよかったけどマズルカは……orz。振りの「抜き」が気になりました。マズルカなんだよぅ。プレリュードのミハイロワはちょっと「小柄なコシェレワ」みたいな印象。まだ若いダンサーのようですが、個人的には今回の女性陣ではいちばん好きでした。群舞は……うんまあ。悪くなくなくはない……かな。ミハイロフスキーみたいに「振り入ってません」みたいな人はいなかったし。

第2部
「白鳥の湖」第1幕2場より アダージョ
音楽: P.チャイコフスキー 振付: M.プティパ、 L.イワノフ

オデット:ダリア・エリマコワ 王子:ステファン・デミン

 群舞付き。ファジェーエフ監督の苦労がしのばれるといった感じ。エリマコワはこの中で見ると華がある。デミンはあまり踊る場面ではないけど、誠実で好感が持てる感じ。二人ともときどき「?」もなくはなかったけど、総じてよかったんじゃないかな。アテールのホップからのリフトが肩乗せになっていたのがちょっとびっくり(普通はのけぞりになるヤツ)だけど、それはそれで。


「くるみ割り人形」第3幕より パ・ド・ドゥ
音楽:P.チャイコフスキー 振付: V.ワイノーネン

マリー:エレーナ・チェルノワ 王子:アレクサンドル・アバトゥーロフ
4人の騎士:ワディム・スモロディン、ヴィクトル・クズネツォフ、 イーゴリ・ヤチュメネフ、ダレル・ザパロフ

 お城っぽい背景付き。チェルノワは安定感がある。4人の騎士がついてるけど、当然ながら海老ぞりリフトとか開脚リフトとかはなし( ̄▽ ̄)。マリーの半回転ジャンプを騎士が順番にキャッチしていくところがあるんだけど、上手い順に並んでるんだろうなあ当然、順番に……………になってきて、手に汗を握る展開に。女性プリマはどこもつおいなあ……。


「ゴパック」(“タラス・ブーリバ”より)
音楽:V.ソロヴィヨフ=セドイ 振付:F.ロプホフ

アンドレイ・グドゥマ

 定番のゴパックをお約束通りきちんと盛り上げてくださいました。安心して盛り上がれるゴパックでした〜。


「眠りの森の美女」第3幕より パ・ド・ドゥ
音楽:P.チャイコフスキー 振付: M.プティパ

オーロラ姫:アーラ・ボチャロワ デジレ王子:セルゲイ・クリュロフ

 ポチャロワは、マリーのチェルノワ同様、踊り慣れた安心感が。ちょっと貫禄のあるオーロラだけど、それはそれで。折角ヤコブソンがくるんだったら、3幕じゃなくてローズ・アダージョやろうよあの甲冑つきの……とついつい思っちゃうんだけど、まあファジェーエフになったら甲冑じゃなくなったかもしれないしな……。どうせなら全幕で持ってきてくれればいいのに(甲冑じゃないならないで確認したい)。


「スパルタクス」より アダージョ
音楽:A.ハチャトリアン 振付:L.ヤコブソン

フリーギア:アンナ・イグナツェワ スパルタクス:セルゲイ・ダヴィドフ

 「スパルタクスの放棄前夜のフリーギアとの別れ」のPDDですが。前回の時に「うわあ」ってなった、すごい時代がかった振付のヤツです。今回はスパルタクスのダヴィドフが割と若いというか、光一君に髭つけたみたいな感じだったんで前半はまあなんとか、みたいな感じで。しかし、姫系の演目が続いたところにコレ( ̄▽ ̄)というのもなにかメリハリというよりもツライものがあって、ここは司会のお姉さんの「戦争に行く夫と「行かないでええええええ!」とすがる妻の別れの悲しい場面です」くらいの解説が欲しかったところ。でないと、フリーギアが何をしてるのかさっぱりわかりませんがな。「バレエ団を作った人の振付です」なんてどーでもいいから。
 しかし、一般的にすごい有名な作品ってわけでもないし、もう少し何かほかの演目はないんですかねぃ? 「キーロフの栄光」に入ってる「ウィンナ・ワルツ」なんかは楽しかったと思うけど。
 ……でも怖い物見たさで一度くらい全幕が見たい( ̄▽ ̄)。一度でいいけど。


「白鳥の湖」第2幕より 黒鳥のパ・ド・ドゥ
音楽::P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ、 L.イワノフ

オディール:スヴェトラーナ・スミルノワ 王子:アレクサンドル・アバトゥーロフ

 えーと。もはやほとんど忘れてしまいました。つことで、うんと良くもなければうんと悪くもなかったんだろうな。スミルノワはすごく細くて、特に手脚の細さにびっくりした記憶が。そして王子のヴァリエーションの頭からいきなり手拍子が始まった(多分一人か二人)のにもびっくりした記憶がw。フェッテとか、コーダの音楽の速くなるとことかならわかるんだけど、普通のヴァリ(チャイパじゃないほう)だからねえ。


第3部
「パキータ」より グラン・パ 音楽: L.ミンクス 振付:M.プティパ

パキータ:ダリア・エリマコワ リュシアン将校:アルチョム・プハチョフ
ヴァリエーション:倉内七、スヴェトラーナ・スミルノワ、 アナスタシア・デミヤノワ、エレーナ・チェルノワ

 「待ってました!」のプハチョフ。品のいいリュシアンです。エリマコワもキラキラ。真ん中を踊るだけの貫禄もあります。コールドは相変わらず揃ってはいませんが、パキータなので勢いがあってよろしい、という感じで。ヴァリを踊った倉内さんは、コールドにも入っていて、ヴァリのときだけ衣装替えだったようです。忙しいなあ。

 構成としては、光藍社のいつもの親子ガラとほとんど変わりなくて、まあしょうがないのかな、と思わなくもないですが、休憩込み3時間はさすがに「親子」ものとしては長すぎたかと思います(2部で帰った人も自分の席の近くは結構いたし)。その割に、2幕は似たような姫ものばっかりになっちゃってるし。全幕とちがって「おはなし」を見るわけじゃないから、かえって飽きやすいのかも……。
 いつも司会を務めてくれるお姉さんのレベランスが、見るたびに上手くなっているような気が。

« 【バレエ】ギエム〈ライフ・イン・プログレス〉キャスト表(2015.12) | トップページ | 【バレエ】シルヴィ・ギエムファイナル キャスト表(2015.12) »