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SF

【映画】ラ・ワン

RA・ONE(ら・わん)

アヌバウ・シンハー監督/インド/2011/原題RA,ONE

 デジタルデータを実体化する技術を開発したイギリスのバロン社。同社のゲーム開発チームのシェカル(シャー・ルク・カーン)は、悪役好きの息子・プラティク(アルマーン・ヴァルマー)のおねだりで、最強の悪役ラ・ワン(アルジュン・ラームパール)が正義のヒーロー・Gワンを倒すゲーム「ラ・ワン」を制作。その完成発表会でデモを見たプラティクはすっかり魅了され、発表会後のパーティの間、開発室でゲームをする。帰る時間になって途中でゲームをやめたプラティクをラ・ワンは許さず、彼を殺すためにデータから実体化。プログラムの異変に気づいた開発チームのアカシ(トム・ウー)を殺して彼に変身し、さらには息子を守ろうとしたシェカルをも殺害。すさまじいカーチェイスを繰り広げながら逃げる妻・ソニア(カリーナー・カプール)とプラティクを追いつめるラ・ワンの前に立ちはだかったのは、シェカルの記憶と顔をプログラミングされて実体化したGワンだった。一度はラ・ワンを倒してボンベイに帰った一家だったが、やがて復活したラ・ワンもプラティクを追ってボンベイへ……。

 久しぶりのボリウッド映画、久しぶりのシャー・ルク・カーンヽ(´▽`)/。20年ぶりに見るボリウッドはすっかり洗練されたCG満載のSF映画(でもダンスシーンは人海戦術)になっておりました。そしてどんなにダンサーたちの大臀筋がぶるんぶるんしようが、ヒロインがどどーん!のダイナマイトボディだろうが、キッスはほっぺまで、でありましたよ、相変わらず( ̄▽ ̄)。お約束通り、土砂降りシーンはあったけどなー(←Tシャツではなかったような)。

 

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【映画】スター・ウォーズ EP3 シスの復讐

スター・ウォーズ EP3 シスの復讐

ジョージ・ルーカス監督/2005年作品

まあ、つながってよかった

 エピソード2から三年。共和国と分離主義者の戦争は続き、ジェダイたちも各地で戦闘中。拉致された共和国議長(イアン・マクダーミド)の救出という任務に成功したアナキン(ヘイデン・クリステンセン)とオビ=ワン(ユアン・マクレガー)だが、ジェダイの掟を破って秘密裡に結婚したアナキンとパドメ(ナタリー・ポートマン)に子どもができた。パドメが出産で死ぬ夢を見たアナキンは、それが事実になるのを恐れる余り、ダークサイドの力を手に入れるため、ジェダイ評議会を裏切る。オビ=ワンからアナキンの裏切りを知らされたパドメは、アナキンの真意を糺しに惑星ムスタファーへ飛び立つが…。 

 最後の謎解きというほどの「意外な展開」はもちろんなく予定調和の話ではあるが、ルーカスは流石にうまい。ドラマが希薄な分、スピーディにアクションでぐいぐい見せていく。

 その希薄なドラマのテーマは「愛する人を守るために、どこまでのことが許されるのか?」。なにやら日本では「君は家族のために死ねるか?!」という映画ができるようなので、これはその具体的サンプルとして見るのも面白いだろう。「家族のために命をかける」というのは往々にして「家族のために他人を殺す」にほかならないのだから。

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【映画】スター・ウォーズ新たなる希望 特別編

スター・ウォーズ新たなる希望 特別編

ジョージ・ルーカス監督/1997年作品

SFXへの過渡期に拾った特殊効果のもうひとつの「効果」

 確かオリジナル版のパンフレットが家にあったはずだと探しながら、実は古本屋(しかもT書房)に出してしまっていたことを思い出した。慌てて店主に捜索願を出したもののもはや手遅れ。二十年というのはそういう歳月なのだなぁと……ちがうか。

 『スターウォーズ』日本公開(一九七八)当時、私は実に女子中学生であった。クラスはルーク派とハン・ソロ派にまっぷたつに割れた。私はオビ=ワン派で、その頃からフケセン・少数派だったわけだが、コーラの王冠の裏についていたキャラクター写真は、何本飲んでもタスケン・レイダーばかりで悲しかったものだ。その上、皆でむきになって買ったせいか、購買部のコーラ販売機は「体に悪い」という理由で撤去されてしまった。

 ともあれ、念のため簡単にストーリーを。

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【映画】マーズ・アタック!

マーズ・アタック!
ティム・バートン監督/1996年作品

九十年代の侵略者たちの正体は……

 パロディ映画である。火星人襲来モノである。まあ火星人に限らず異星人襲来モノは古今東西山ほどあって、どれが本家でどれがパロディだかわかりゃしないんだが、全体としては『博士の異常な愛情』を思わせる作りではある。ともあれ昔のトレーディングカード(よく子どもが集める、野球選手だのアニメキャラだの大鵬だのってアレ)を原作に、結構エグイ映画に仕上がっている。

 ある日発見された火星からの大量の空飛ぶ円盤。ホワイトハウスでは、楽観的な大統領(ジャック・ニコルソン)と性善説・平和主義者ケスラー教授(ピアース・ブロスナン)、軟派野郎の報道官らがタカ派デッカー将軍を退け、火星人と歴史的友好を結ぶべく、テレビでこの事態を発表する。ノリス家の長男は、火星人から国を守るべく軍隊に志願。気の弱い次男はやや阻害された気分でちょっとボケた祖母(シルビア・シドニー)の世話をする。芸能レポーターと報道記者(マイケル・J・フォックス)は火星人報道の主導権を取ろうと躍起。ラスベガスのカジノでは、バツイチの元プロボクサー・バイロン(ジム・ブラウン)が臨時ニュースを見ていた。さて宇宙語翻訳機なるものを作った大統領スタッフは、火星人の「我々は友好のために来た」という言葉を信じてアリゾナの砂漠で火星人の訪米歓迎式典を行おうとするのだが、火星人は態度を一変、大虐殺を始める……。アメリカの運命やいかに?! ジャンジャカジャンジャンジャーン。

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【映画】デイ・アフター・トゥモロー

デイ・アフター・トゥモロー
ローランド・エメリッヒ監督/124分/2004年度作品/21世紀フォックス映画/原題「The Day After Tomorrow」

結局、「父は強し」かよ

 寒かった。「八甲田山」と「南極物語」を併せたくらい寒い。自由の女神が埋もれるほどの雪原を、極地装備の男たちが歩いていくのである。途中は凍死体ごろごろである。しかも、タロとジロ(じゃないって)は生きているのである。納涼でなくて何であろうや。

 妻(セラ・ウォード)や息子のサム(ジェイク・ギレンホール)と別居中の古気象研究者ジャック(デニス・クエイド)は、ニューデリーの地球温暖化会議で急激な温暖化を指摘、このままでは海水に大量の真水が流れ込み、海流を止めて氷河期を招くと警告。しかし、ベッカー米副大統領(ケネス・ウェルシュ)は経済面から彼を非難、会議は物別れに終わる。だがロサンゼルスでは前代未聞の巨大竜巻が大量に発生、合体しながら街をなぎたおし、壊滅させる。イギリスでは空軍のヘリが飛行中に燃料凍結を起こし墜落。大雨による洪水で孤立したニューヨークをさらに高波が襲う。

 ようやく大統領が避難の決断を下す。しかし北部はすでに氷河期圏に入った。屋内でひたすら暖をとり続けるより術がない。南部住民の避難が始まる中、ジャックは図書館に避難しているサムを助けにニューヨークへと向かった……。

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【映画】ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2

ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2
スティーブン・スピルバーグ監督/1997年度作品

 サンシャイン通りに映画館の看板が並んでいる。「生きろ」「何かが生き残った……」「みんな死んでしまえばよかったのに」。三つ並んでると流石に笑えるぞ。で、今回は「生きろ」の影に隠れてしまった生き残っちゃったもののハナシ。

 前作「ジュラシック・パーク」から4年。あの時は早々に重傷を負ってイイトコの少なかった数学博士イアン(ジェフ・ゴールドプラム)は、突然にパークを所有するインジェン社のハモンド氏(リチャード・アッテンボロー)に呼び出される。パークにいた恐竜を繁殖させていた無人島で、バカンス中の少女が恐竜に襲われる事件が起きたのだ。ハモンドはイアンと、古生物学者でイアンの恋人のサラ(ジュリアン・ムーア)、ビデオ・ジャーナリストのニック(ヴィンス・ヴォーン)、装備専門家エディ(リチャード・シフ)の4人でチームを組んで調査に入ってほしいという。「隔離して人を近づけるな」というイアンだったが、サラが既に島に入っていると聞き、「これは調査じゃなくて救出だ」とか言いつつ、他のメンバーと島に入る。おまけの密航者、イアンの娘ケリー(ヴァネッサ・リー・チェスター)まで連れて。

 島でサラと合流したメンバーが恐竜の姿に感動している間もなく、ハンターたちがやってきた。インジェン社の会長ルドロー(アーリス・ハワード)らが、傾き掛けた会社の建て直しにパークを再建しようと、恐竜たちを狩っているのだ。その夜、サラと実は環境活動家としてハモンドに送り込まれたニックとは、ルドローらの捉えた恐竜の檻の鍵をはずした。恐竜に襲われたルドローらのキャンプもイアンらのトレーラーも壊滅し、やむなく一行は通信施設のある本部地区を目指して行動を共にする。道中、何人もの犠牲を出しながら、イアンたちは通信センターに到着。レスキューに救出される。

 そしてサンディエゴ。新たなジュラシック・パークの開設を発表するルドロー。特殊輸送船に乗ったティラノサウルスが到着する。しかし、船の中は乗員の「破片」が残るばかり。街へ出たティラノの目的は空輸されてきた子供のティラノだ。イアンとサラは、ティラノを島へ返すことができるのか?

 前作同様、今回もヤッパリ「お化け屋敷」映画であった。あぁ出るぞ出るぞ出るぞ出るぞぉぉぉ、出たぁ〜!! というアレだ。伏線もしっかりしているから、誰がどこで何をしてどのように殺されるのかが、見ているソバからわかってしまうのだ。ああああ、やっぱりぃぃと思っても、怖いことは怖いし、(わたしだけか?)入場料分くらいは楽しめるんだからスピルバーグはお上手なんだろうなぁ。

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【映画】デビルマン

デビルマン
那須博之監督/2004年度作品/東映

 「こんなものなんて報道すればいいのよーっ!」「そこはほれ、マイア○メさん、適当に」(ゆうきまさみ「イデオンマイナーノート」『ぱろでぃわぁるど』みのり書房所収)。映画が終わって最初に思い出したのがこれ。試写会で暴れる記者となだめるスタッフの図。

 不動明(伊崎央登)はいじめられがちな、どちらかというとひ弱な高校生。親友飛鳥了(伊崎右典)は何をやらせても一流だが、ちょっと不気味でキレ安いイケメン。ある日、了の父たちの研究グループが誤って、眠っていた異種生命体「デーモン」を覚醒させてしまう。人間に合体して勢力を増やしていくデーモンたちは了と明にもとりつくが、精神を乗っ取られることなく逆にデーモンを取り込み「デビルマン」となった明は、デーモンから人間を守る決意をする。

 しかし、恐怖と猜疑心から人間たちは魔女狩りそのものの「悪魔狩り」を開始。それはやがて世界戦争に発展する。人間をすべて滅ぼそうとする了、悪魔狩りの標的となる明の恋人・牧村美樹(酒井彩名)の一家、デーモンとなった両親から逃れたススム少年を連れて逃避行を続けるミーコ(渋谷飛鳥)……。

 トラウママンガのバイブル、永井豪「デビルマン」の実写映画化である。原作ファンは怒り、読んでない人は話に取り残される、という出来。原作の「地球丸ごと巻き込んだ三角関係」というところはかろうじて出ていたけれど、主役の伊崎兄弟のセリフ回しが下手なのに脚本が拍車をかけていて笑うしかない。まあアイドル起用映画ではありがちではあるが……。

 人間同士の争いが平板になったのは「残酷描写」を避けるためなのだろうか。だがそのために「人間こそが悪魔だ」という、人間の醜さ、愚かさを徹底して暴いた原作の絶望感はついに出なかった。だから「人間は守る価値があるのか」という了の問いかけも宙に浮いてしまった。せめて「予防的治安」が優先される社会ってこんなんでっせ、って怖さが感じられれば、今映画化する意味もあったんだが。自警団ってコワイんでっせ、断ったらリンチでっせ! デーモン=テロリストと置き換えれば、まさしく、その世界への道を進んでいるのだから。

 「人間がほかの生物を食うように、俺も人間を食っただけだ」というジンメンとの対決は、作りようによっては「デビルマン」自身のテーマに迫れるエピソードなのにさらっと過ぎてしまったし。鳴り物入りだったシレーヌ(富永愛)との対決は「え、それだけ?」で終わってしまったし。了は最初っから正体ばらしちゃっていいんですかあ、とか、すべてサタンの計画通りのはずじゃなかったんですかあ、とかツッコミどころは満載(ギャグ映画じゃないってば)。有名人細切れ出演もどうかと思うが、KONISHIKI素のままでデーモン、はあまりにも哀れ。

 いくつか面白いカットもあるし、ミーコとススムの使い方はなるほどと思うんだが、サタンのパワーアップ後の造形もいいんだが、ラストの海辺のシーンもキレイなんだが、最後の最後、了と明の会話で全部台無し。結局何のための映画化だったんだろう。

(「インパクション」144号 04.12)

公式サイト
追記は「続きを読む」に(結構長文 ^^;)。

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【映画】戦国自衛隊1549

戦国自衛隊1549
手塚昌明監督/2005年/角川・東宝

自衛隊VSテロリスト、天母城の決戦

 どうしても前作(「戦国自衛隊」1979年制作)のイメージが尾を引いてしまうけれど、「似て非なる」映画。

 かつての陸自特殊攻撃部隊・Fユニットのナンバー2、今は除隊して居酒屋店長の鹿島(江口洋介)の元へ、森三佐(生瀬勝久)、神崎二尉(鈴木京香)が現れ、二年前、訓練中の事故で殉職したかつての上官・的場一佐(鹿賀丈史)が生きているという。しかも戦国時代で。近々、もう一度タイムスリップする条件が整うので、的場の救出オペレーション・ロメオ隊に、オブザーバーとして参加を要請に来たのだ。一度は断る鹿島だが、的場たちと入れ替わりに戦国時代から来たという武士・七兵衛(北村一輝)と出会い、ロメオ隊に加わる。

 タイムスリップしたロメオ隊を待っていたのは、織田信長を名乗る的場の攻撃だった。的場は斎藤道三(伊武雅刀)と手を組み、製油工場を備えた天母城を建設、MHD電池を使って富士山を噴火させ、関東一帯を壊滅させた後、「強い日本」を作ろうとしていた。藤介少年(中尾明慶)や七兵衛の助けで天母城から脱出したロメオ隊だが、森をはじめ部隊の半分以上を失い、負傷した神崎は捕虜になった。残存部隊の三國陸曹長(嶋大輔)は任務遂行を決断するが、勝ち目はあるのか…。


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